本学では北海道教育委員会と連携し、高等学校の段階から教員の仕事を理解?体験し、教員になるための素養を高めるとともに意欲の高揚を図ることを目的とした高大連携事業を実施しています。
　令和7年度の札幌校「教員基礎探究」には、高校3年生20名が参加しました。第1回は6月24日（火）、第2回は6月30日（月）に実施されました。
　第1回のオリエンテーションでは、授業参観の視点や実習の目標を確認し、学校実習の事前指導として、当別町立とうべつ学園での実習に向けて、グループごとに道徳の授業案を作成しました。
　第2回では、当別町立とうべつ学園後期課程（中学校相当）の各クラスに入り、教壇での実習に加えて、授業の補助や生徒との交流活動も行いました。参加した高校生からは、「授業で意見を引き出し、議論を深めることの難しさを感じた」といった感想や、「生徒との交流が楽しかった」との声が寄せられました。
　今後は、北海道教育委員会が実施する教職の魅力に関する授業や、恩師へのインタビューを通じて、教員に関するテーマを設定した課題研究を行う予定です。